新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

 ここ数年、弊社グループを取り巻く環境は大きく変化し、地域社会が抱える課題はますます高度化・複雑化しています。地域課題を解決するためにはDXを積極的に活用し、進化するデジタル技術を地域社会でどう役立てていくかが重要だと感じております。同時に、AIを活用したサービスは急速に普及していくと予想されます。

一方で、当社の薬局や介護施設は、患者様、ご利用者様へのサービス提供の場にとどまらず、地域の方々が集う場にもなっています。
今後、デジタル技術によって人手を介さずにできることは増えていきますが、“人に寄り添うことの価値が失われることはない”とも考えています。
「おもてなしの心」や「人とのつながり」を大切にする事業の在り方を追求していきたいと思います。

iKEYAKUグループは昨年、パーパス(存在意義)を定めました。
「iKEYAKUグループは一人ひとりが地域の皆様に寄り添い、生活基盤を支える事業を通じて『人の力』で皆様のお困りごとを解決し、『よりよく生きる』を実現するためのパートナーであり続けます」というものです。私たちiKEYAKUグループの強みである『人の力』を更に高め、この地域に暮らす皆様のお困りごとに対応し、共に暮らし、暮らしを愉しみ、『よりよく生きる』ことを実現していくのかを真剣に考え、歩んで参ります。

本年12月、弊社は創業120年を迎えます。
これまでの120年の歩みは、先人方の努力によって築かれてきたものです。
その歴史を大切にし、原点を忘れず謙虚に受け止めながら、「おもてなしの心」と「人とのつながり」を今後も守り続けていきます。地域に住む皆様が健康で前向きに、自分らしく、安心して暮らせるよう、これからも地域社会の発展に貢献して参ります。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆さまにとりまして、2025年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2025年1月1日
iKEYAKUホールディングス株式会社
代表取締役社長 池田憲亮